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【2022】ものづくり補助金の申請代行の探し方は?費用相場と業者選びのポイント

ものづくり補助金の申請代行

中小企業の設備投資を最高1,000万円まで応援してくれるものづくり補助金。人気の補助金ですが、近年の採択率は3割~4割と狭き門です。加えて膨大な申請書類の作成など手間もかかります。

今回は、そんなものづくり補助金の申請を手助けしてくれるサポートサービスについて紹介します。

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、中小企業の設備投資を対象とする補助金です。最高1,000万円(一般型/低感染リスク型ビジネス枠型)まで補助されます。

ものづくり補助金の上限額

補助上限額 補助率 対象
一般型 100万円~1,000万円 中小企業者:1/2

小規模事業者:2/3

「革新的な製品・サービス開発」又は「生産プロセス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等
低感染リスク型ビジネス枠 2/3 物理的な対人接触を減らすことに役立つ革新的な製品・サービスの開発等

ものづくり補助金に関しては、こちらで詳しく解説しています。

ものづくり補助金の採択事例

ものづくり補助金の採択事例には、次のようなものがあります。

  • モノとコトを融合させた釣り用アパレルブランドの創出
  • 完全非接触!サブスクリプションプラットフォームの開発・運営
  • 美容業界へ特化した革新的成功報酬型マーケティングシステムの開発
  • コロナ対策として、誰でも気軽に無人店舗化を実現できるサービス
  • ハウスクリーニング事業に特化した物件管理アプリの開発・販売
  • 簡単にモバイルオーダーを実現し、非接触の事業を推進するサービス
  • 身体機能測定で治療効果を最大限に高める「運動機能ラボ」の開業

ものづくり補助金はその趣旨から、新製品や新サービスの革新的な開発を伴う事業が多く採択されていることがわかります。他にも、ものづくり補助金の公式サイトには採択事例が多く公表されていますので、自社の似た業界の事例などを参考にすると良いでしょう。

ものづくり補助金の採択率

ものづくり補助金の採択率は、公募の回によって大きなばらつきがあります。では、詳しくお伝えしていきましょう。

一般型の採択率

最新の第8次公募におけるものづくり補助金の一般型の採択率は、60.06%でした。一般型の過去の採択結果は、次のとおりです。

応募者数 採択者数 採択率
第8次 4,584 2,753 60.06%
第7次 5,414 2,729 50.41%
第6次 4,875 2,326 47.71%
第5次 5,139 2,291 44.58%
第4次 10,041 3,132 31.19%
第3次 6,923 2,637 38.09%
第2次 5,721 3,267 57.11%
第1次 2,287 1,429 62.48%

一般型の採択率は、回によってかなりのバラつきがあります。

ただし、採択者数は各回とも最近ではおおむね2,000件台となっており、ここに大きなズレはありません。応募者数の多い回で、より採択への競争が激しくなる傾向にあるといえるでしょう。

グローバル展開型の採択率

ものづくり補助金のグローバル展開型の採択結果は、次のとおりです。

応募者数 採択者数 採択率
第8次 69 27 39.13%
第7次 93 39 41.94%
第6次 105 36 34.29%
第5次 160 46 28.75%
第4次 271 46 16.97%

グローバル展開型も一般型と同様に、採択率には回によって大きな開きがあります。また、応募者数や採択者数も一般型と比較してかなり少ない点が特徴です。

グローバル展開型では、より趣旨や要件に沿った応募が採択されている傾向にあるといえるでしょう。なお、第3次まではグローバル展開型の募集自体がありませんでした。

ビジネスモデル構築型の採択率

ものづくり補助金のうち、ビジネスモデル構築型の採択結果は次のとおりです。

応募者数 採択者数 採択率(小数点以下第2位四捨五入)
第2次 101 28 27.72%
第1次 356 18 5.06%

ビジネスモデル構築型は、他の中小企業の成長へ寄与することが求められている点で、やや特殊な類型です。他の型とは異なり、自社の成長性や事業の革新性を満たすのみでは要件を満たすことができません。

そのため、応募者数がそれほど多くはないうえ、より貢献度の高い厳選された取り組みが採択される傾向にあるといえるでしょう。

ものづくり補助金の申請代行とは?

採択率の低さから、応募を躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。でも諦めるのはまだ早いです。申請書の作成等を専門家に依頼することで、採択の可能性を大きくすることができます。採択審査は申請書類に基づく書類審査で行われ、申請書類の出来具合が採否を決めると言っても過言はありません。

とはいえ、10枚以上に及ぶ申請書類を作成するのは骨が折れるうえ、せっかく良い事業を計画していても、うまく申請書に表現することができなければ不採択になってしまいます。それならば、“プロ”にサポートしてもらうのも一つ。ここでは、ものづくり補助金申請支援サポートについて紹介します。

依頼可能な業務内容

ものづくり補助金の申請サポートを受ける際には、主に次の3点の支援を受けることができます。

依頼可能な業務

  1. 事業計画書作成支援
  2. 加点項目への対応
  3. 事後報告書等の作成支援

1. 事業計画書作成支援

申請書類の中心となる事業計画書の作成支援です。事業計画書は「その1補助事業の具体的取組内容」と「その2将来の展望」[その3会社全体の事業計画」から構成され、A410枚程度です。

当然ですが、計画を立てるのは事業者自身で、事業者からのヒアリングに基づきコンサルタントが計画書をまとめます。

2. 加点項目への対応

「経営革新計画」や「事業継続力強化計画」を作成し、行政から認定を受けると、ものづくり補助金の審査で加点を受けることができます。コンサルタントによっては、こういった計画書の作成支援を手掛けるところもあります。

3. 事後報告書等の作成支援

採択後にも実績報告書等の提出が必要ですが、このような報告書の作成支援を手掛ける業者もあります。

費用相場

報酬には、採否にかかわらず必要な「着手金」と、補助金が無事採択された場合のみ発生する「成功報酬」があります。

  • 着手金:5万円~15万円程度
  • 成功報酬:受け取った補助金額の10%~20%程度

とするところが多いようです。中には着手金を設定せず成功報酬のみのところもありますが、成功報酬の割合は高めに設定される傾向があります。

申請する側としては、不採択であれば費用が発生しない完全成功報酬制の方が、お得に思えるかもしれませんが、一概にそうとも言えません。そもそも不採択前提なら支援を依頼する意味がありませんし、採択を前提とするなら成功報酬で比較して考えるべきでしょう。

ものづくり補助金の申請代行を利用するメリット

ものづくり補助金の申請は、自社で行うことも不可能ではありません。しかし、できればプロへ申請代行(申請サポート)を依頼した方が良いでしょう。

ものづくり補助金の申請代行を利用する主なメリットは、次のとおりです。

かける手間が最小限で済む

ものづくり補助金は補助上限額の大きい、いわゆる「大型」の補助金です。そのため、申請に必要な書類も膨大となります。これを、自社で一から作成しようとすれば、非常に手間と時間がかかることでしょう。

また、採択されやすい申請書を作成するためには、申請書類の準備に先立って公募要領をすみずみまで読み込まなければなりません。なぜなら、公募容量に記載されている要件や補助金の趣旨、審査ポイントなどをよく理解せずに申請書を作成すれば、採択される可能性が格段に低くなってしまうためです。

公募要領のボリュームも多いため、これにも相当の時間がかかります。

ものづくり補助金の申請を検討しているということは、自社において何らかの新規展開を控えているはずです。そのような大切な時期に申請書の作成に時間をかけることは、非常にもったいないといえるのではないでしょうか。

申請サポートを利用することで、かける手間や時間を最小限に抑えることが可能となります。

採択されやすくなる傾向にある

ものづくり補助金の申請サポートを依頼することで、採択されやすくなる効果が期待できます。なぜなら、ものづくり補助金の申請代行を受けているプロであれば、補助金の趣旨や審査ポイントなどを踏まえて申請書類を作成するためです。

同じ事業であったとしても、単に事業内容を書き連ねた申請書と、趣旨や審査ポイントに沿ってわかりやすく作成された申請書とでは、審査員が受ける印象は大きく異なることでしょう。

ビジネスモデルへのアドバイスを得ることができる

ものづくり補助金の代行申請を依頼することは、専門家からビジネスモデルについてのアドバイスを得る絶好の機会となります。

補助金の申請書を作成する中では、補助金を得て行おうとする事業と客観的に向き合わなければなりません。第三者である審査員に新規性や将来性、実現性の高い事業であると納得してもらうためには、それなりの根拠を記していく必要があるためです。

しかし、自社のみで申請をした場合には、事業について見通しの甘い点などに気が付きにくい可能性があります。一方、プロに申請代行を依頼した場合には、検討が足りない部分や見通しが甘い点などについて気付いてもらえ、アドバイスを受けやすくなります。

これは、単に補助金の申請が通りやすくなるという点のみならず、将来のその事業の成功にとっても非常にプラスとなるでしょう。

ものづくり補助金の申請代行を利用するデメリット

ものづくり補助金の申請代行を利用することには、デメリットや注意点も存在します。主なデメリットと注意点は、次の2点です。

費用がかかる

ものづくり補助金の申請代行を依頼した場合には、専門家に対して報酬が発生します。報酬額や報酬体系はまちまちですが、着手金と成功報酬の二段階となっていることが多いでしょう。

ものづくり補助金の申請代行におけるそれぞれの相場は、おおむね次のとおりです。

  • 着手金:5万円~15万円程度
  • 成功報酬:受け取った補助金額の10%~20%程度

悪質な代行業者に狙われる可能性がある

ものづくり補助金などの申請代行をうたう業者のなかには、悪質な代行業者も存在します。たとえば、次のような業者には注意しましょう。

  • 強引な営業を行う
  • 提供するサービス内容と乖離した高額な報酬を請求しようとする
  • 金額や条件が不透明な契約を締結しようとする
  • 実績がないか少ないにもかかわらず、実績を偽っている

また、中には成功報酬欲しさに、申請書に虚偽の内容を記載するよう指示するケースもあるようです。

補助金の不正受給は犯罪です。「このくらいならバレないよ」など、悪質な業者の甘言には絶対に乗ることのないようにしましょう。

ものづくり補助金の申請代行の選び方のポイント

インターネット上では、補助金の申請支援を謳う業者が多数見つかりますが、どういったポイントで選んだら良いのでしょうか?続いては、申請サポート業者の選び方について解説しましょう。次の3つのポイントを確認すると良いでしょう。

ものづくり補助金の申請代行を選ぶ際のポイント

  • 保有している資格
  • 補助金申請の採択実績
  • アフターサポート体制

保有している資格

ものづくり補助金の申請サポートは、特定の資格を必要としません。そのため、中小企業診断士や行政書士、公認会計士などの士業の他コンサルタントを名乗る多数の業者がサービスを実施しています。資格の有無よりは後述する実績で判断したほうがよいでしょう。

補助金申請の採択実績

採択実績も重要なポイントです。着手金の払い損にならないためにも、豊富な採択実績を持つ業者に依頼したいものです。

採択数や採択事例をホームーページ上で公開している業者もあるので、参考にすると良いでしょう。

アフターサポート体制

サポートの中心は事業計画書の作成ですが、必要な業務はそれだけではありません。

例えば、申請手続きはご自身でJグランツという補助金申請システムに入力しますが、結構手間がかかります。株主情報や売り上げデータなど企業情報を入力するだけですが、入力の仕方を間違えるとエラーになってしまい先に進めないなど、慣れていない人にとってはクセのあるシステムです。「入力に半日かかった」という話もよく耳にします。

システム入力の仕方を電話でサポートしてくれたり、または入力時に横にコンサルタントがついてくれたりすると心強いですね。このような付随サービスをどこまでやってくれるかも、業者選びのポイントの一つです。

また、ものづくり補助金は、採択決定後も報告書の提出など煩雑な事務手続きがあります。こういった事務作業をサポートしてもらえるのもありがたいものです。

サポートは、採択までとするところや、採択後もサポートを続ける業者などさまざまです。また、別料金で採択後のサポートを実施する業者もあります。アフターサポートの内容もよく確認した上で契約を締結するようにしましょう。

まとめ

ものづくり補助金の申請サポートについて解説しました。1,000万円の補助金があれば、ご自身の事業をスケールアップさせることも夢ではありません。申請サポートも活用しながら、ものづくり補助金で自社の成長につなげてください。

当社「補助金バンク」にも、実績豊富な中小企業診断士などが多数登録されています。ものづくり補助金の申請にお困りの場合は、お気軽に当社「補助金バンク」をご利用ください。

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この記事を書いた人
野竿 健悟
この記事を書いた人
野竿 健悟
株式会社トライズコンサルティング 代表取締役 中小企業診断士
補助金に精通しており、自ら申請をご支援し、高採択率の実績を持つ。元システムエンジニアであり、知見を活かしたシステム開発の補助金申請の支援実績多数。

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